この資料でできること

  • タスクの粒度基準(8〜80時間ルール)の記入例つき
  • 進捗率の定義(0/50/100ルール)を運用ガイドに明記
  • 課題管理表・リスク管理表と連携できる共通ID列
形式
Excel(.xlsx)/Googleスプレッドシート
分量
シート3枚(WBS本体・記入例・運用ガイド)
更新日
2026-07-19
料金
無料

テンプレートの列構成

WBS本体シートには、WBSコード・階層・成果物名・担当・見積工数・先行タスク・進捗率・完了条件の8列を用意しています。プロジェクトごとに列を足す前提ではなく、この8列だけで週次の進捗会議が回る構成にしてあります。

WBSコードは 1 / 1.1 / 1.1.1 の階層番号です。番号を見れば親子関係が分かるため、行の並べ替えや別表への転記をしても対応関係が崩れません。課題管理表・リスク管理表と同じID体系を使うので、「この課題はどの成果物の話か」を後から辿れます。

完了条件の列は、担当者の主観で「終わった」と言えないようにするための欄です。レビュー承認・テスト合格・受領書の受け取りなど、第三者が確認できる状態を書きます。ここが埋まらないタスクは、分解が足りていないか、責任者が決まっていません。

タスクの粒度は8〜80時間を目安にする

1つのタスクが8時間(1人日)を下回ると管理の手間が成果を上回り、80時間(約2週間)を超えると遅れに気づくのが遅くなります。記入例シートでは、この8〜80時間ルールに沿って分解した例を載せています。

80時間を超えるタスクが残っているときは、期間で切らずに成果物で割ってください。「設計 前半/後半」ではなく「画面設計書」「テーブル定義書」のように、完成物が名詞で言える単位まで下ろすのが原則です。

進捗率は0/50/100だけで記録する

進捗率を1%刻みで聞くと、報告のたびに「だいたい7割」という感覚値が積み上がり、合計しても実態を表しません。運用ガイドでは、未着手0%・着手50%・完了条件を満たして100%の3値だけを使う方式を採っています。

3値に絞ると、遅れは「50%のまま動かないタスク」として現れます。数字の推移ではなく滞留の有無を見る形になるため、週次で見るべき行が自動的に絞り込まれます。

Excelとスプレッドシートのどちらで使うか

ファイルはExcel(.xlsx)形式で、Googleスプレッドシートにそのまま読み込めます。1人で作り込む段階はExcel、複数人が同時に更新する段階はスプレッドシートが向きます。

どちらを使う場合も、WBSは配布した時点から古くなります。台帳を1つに決めて、そこだけを更新してください。メール添付で各自が手元のコピーを直す運用に戻ると、この帳票の利点はなくなります。

このテンプレートが向かない場面

要件が固まっておらず、成果物を名詞で書き出せない段階では機能しません。その場合はWBSより先に、何を作るかの合意を取る工程が要ります。

スプリント単位で計画を組み直すアジャイル型の進め方にも、この形のままでは合いません。反復ごとに作り直す前提であれば、バックログとスプリント計画を使ってください。

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