この言葉が出てくる場面

たとえば、二つの作業が同時に遅れたという報告が来た。片方は経路上にあり、もう片方には数日の余裕がある。両方に同じ力で対応しようとすると手が足りないため、経路上の作業に要員を寄せる判断をします。

実務でどう使うか

どの遅れが全体に響くかを切り分けるために使います。経路上の作業は一日の遅れがそのまま納期に出るため、報告・レビュー・要員配置の優先度を上げます。逆に、経路から外れた作業の多少の遅れは、まず騒ぐ必要がありません。限られた注意をどこに向けるかを決める道具として扱うと実用的です。

つまずきやすい点

一度引いて終わりにすると役に立ちません。作業の実績や依存関係が変われば経路も変わります。進捗を更新するたびに引き直し、現時点のクリティカルパスを見てください。経路が複数並ぶこともあります。

あわせて押さえる用語

  • フロート(余裕時間)後続作業やプロジェクト全体に影響を与えずに作業を遅らせられる時間の余裕。フロートがゼロの経路がクリティカルパスになる。
  • ガントチャート作業を横棒で時系列に並べたスケジュール表。開始・終了・期間・依存関係・進捗を視覚的に把握できる。

この用語を詳しく扱った記事

同じカテゴリの用語

WBS/ガントチャート/フロート(余裕時間)/PERT/ベースライン/リソース