計画・スケジュール
フロート(余裕時間)とは
後続作業やプロジェクト全体に影響を与えずに作業を遅らせられる時間の余裕。フロートがゼロの経路がクリティカルパスになる。
この言葉が出てくる場面
たとえば、余裕が三日ある作業の担当者が「まだ時間があるので」と着手を遅らせた。三日後、前提となる資料の不備が見つかり、余裕は消えていた。フロートは全体を守るための緩衝で、着手を遅らせる根拠ではありません。
実務でどう使うか
余裕の有無が分かると、遅れの報告を受けたときの対応が変わります。フロートのある作業なら、担当を他に回して経路上の作業を助けるという判断ができます。計画段階では、フロートがほとんど無い作業が多すぎないかを見てください。全部が余裕ゼロの計画は、どこか一つの遅れで全体が崩れます。
つまずきやすい点
余裕時間を担当者の持ち時間と考えると、着手が遅れて結局余裕が消えます。フロートは全体を守るための緩衝であって、個々の作業に配った猶予ではありません。
あわせて押さえる用語
- クリティカルパスプロジェクトを最短で完了させる、余裕(フロート)がゼロの作業経路。この経路上の作業が遅れると全体が遅れる。