この言葉が出てくる場面

たとえば、見積りを求められて工程別に人月を積んだが、根拠を問われて答えに詰まる。成果物を階層で分けてから各要素の工数を積み上げていれば、どの部分がいくらで、どこを削れば安くなるのかをその場で示せます。

実務でどう使うか

見積りと進捗管理の土台になります。実務では、成果物を名詞で三階層ほどに分け、最下位を一人が数日で終えられる大きさまで落とすのが扱いやすい形です。各要素の工数を足し上げれば見積りになり、完了を数えれば進捗になります。分解の途中で「これは誰が作るのか」が答えられない要素が出てきたら、その部分はまだ計画できていない箇所なので、担当を決めてから先に進めてください。

つまずきやすい点

動詞で切ると粒度が揃わず、漏れも見えません。また、子要素の合計が親の範囲と一致しているかを階層ごとに確かめないと、漏れと重複がそのまま見積りに乗ります。分解した後に、兄弟を横に並べて親と足し比べる確認を一度入れてください。

あわせて押さえる用語

  • スコーププロジェクトで実施する作業と成果物の範囲。「何を含み、何を含まないか」を定義する。曖昧なまま進めると範囲が膨張する(スコープクリープ)。
  • 成果物(デリバラブル)プロジェクトやフェーズの結果として生み出される、検証可能な製品・文書・サービス。WBSは成果物を基準に分解するのが基本。
  • ガントチャート作業を横棒で時系列に並べたスケジュール表。開始・終了・期間・依存関係・進捗を視覚的に把握できる。

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