この言葉が出てくる場面

たとえば、使ったことのない基盤への移行作業の期間を聞くと、担当者は「二週間くらい」と答えた。最短と最悪も聞くと、最悪は一か月を超えるという。この幅の大きさ自体が、リスクとして管理すべき箇所を示しています。

実務でどう使うか

やったことのない作業や、外部要因に左右される作業の期間を置くときに使います。担当者に「最短・ふつう・最悪」を聞き、その三つから期待値を出すと、一点で聞くより現実に近い数字になります。三つの差が大きい作業は不確実性が高い箇所なので、リスクとして別に管理する候補になります。

つまずきやすい点

式に当てはめた数字を確定値のように扱うと意味がありません。幅があることを前提に、バッファやリスク対応とセットで使ってください。悲観値を聞く場では、責める空気があると正直な数字が出ません。

あわせて押さえる用語

  • クリティカルパスプロジェクトを最短で完了させる、余裕(フロート)がゼロの作業経路。この経路上の作業が遅れると全体が遅れる。

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