この言葉が出てくる場面

たとえば、予算の六割を使った時点で、進捗は四割しか進んでいなかった。費用の消化率と作業の進み具合を別々に見ていると、この乖離に気づくのが遅れます。同じ単位に揃えて並べると、ずれが一目で分かります。

実務でどう使うか

進捗とコストを同じ単位(金額)に揃えて見る方法です。これにより「予算は使っているが作業は進んでいない」状態を数字で言えます。導入に必要なのは、作業に予算を割り当てておくことと、完了の判定を客観的な基準で行うことの二つです。どちらも無い現場では、先にWBSと完了基準を整えるほうが順番として先になります。

つまずきやすい点

完了の判定が自己申告のままでは、EVの値が実態と合いません。半分できたという申告を積み上げると、出来高が実際より大きく出ます。完了か未完了かの二択で数える、または客観的な中間基準を決めてください。

あわせて押さえる用語

  • SPI/CPIEVMの指標。SPI=EV/PV(スケジュール効率)、CPI=EV/AC(コスト効率)。1.0を下回ると遅延・予算超過の兆候になる。
  • 進捗率作業の完了度合いを示す割合。自己申告の「感覚90%」は当てにならないため、成果物ベースや客観基準で測ることが重要。

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SPI/CPI/進捗率/バーンダウンチャート/EV(出来高/アーンドバリュー)/PV(計画価値)/AC(実コスト)