この言葉が出てくる場面

たとえば、計画書は分厚いのに、週次の会議では「おおむね順調です」しか出てこない。計画と実態を突き合わせる場が無く、ずれは誰かが音を上げるまで表に出てきません。計画を作る作業と、ずれを見つけて手を打つ作業は別物で、後者が抜けている状態です。

実務でどう使うか

管理活動の中身は、計画を立てること以上に、計画と現実のずれを早く見つけて手を打つことに寄っています。実務では週次で進捗・課題・リスクを一巡させ、ずれが出た時点でスコープ・期限・資源のどれを動かすかを決める形が基本になります。どれも動かせないという状態が続くなら、それは管理ではなく我慢になっているので、意思決定できる相手を会議体に引き上げてください。

つまずきやすい点

資料の整備そのものが仕事になりやすい領域です。更新されない計画書や、誰も見ない進捗表は、作る手間だけが残ります。作る文書ごとに「これを見て誰が何を決めるのか」を言えるかどうかで、残すものを絞ってください。

あわせて押さえる用語

  • PM(プロジェクトマネージャー)プロジェクト全体の責任者。計画立案・進捗管理・リスク対応・ステークホルダー調整など、目標達成の全工程に責任を持つ。
  • QCD品質(Quality)・コスト(Cost)・納期(Delivery)の頭字語。プロジェクトで両立が求められる3要素で、いずれかを優先すると他が影響を受けるトレードオフの関係にある。

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プロジェクト/PM(プロジェクトマネージャー)/QCD/制約条件(トリプルコンストレイント)/スコープ/スコープクリープ