基礎・全般
プロジェクトとは
独自の成果物やサービスを生み出すために、始まりと終わりが明確に定められた有期的な活動。終わりのない定常業務(オペレーション)と対比される。
この言葉が出てくる場面
たとえば、業務改善の名目で始まった社内の取り組みが、二年が過ぎても解散していない。担当者は「プロジェクトなので」と言うものの、完了条件も期限も誰も答えられない。このとき必要なのは、有期の取り組みとして終わりを決めるか、恒常の業務として担当と手順を置き直すかの判断です。
実務でどう使うか
社内で「プロジェクト」と呼ばれていても、実態が終わりの無い改善活動であることは珍しくありません。有期かどうかを最初に確かめると、置くべき管理の形が決まります。終わりがあるなら完了条件と期限を文書にし、終わりが無いなら運用のルールと担当を決めるほうが機能します。立ち上げの場では「いつ、何が出来ていたら解散するのか」を一文で言えるかどうかを確認してください。ここが曖昧なまま走ると、途中で止めるにも終わらせるにも根拠がありません。
つまずきやすい点
「有期」を期限だけの意味に受け取ると、期限が来ても終われない状態になります。終わるのは期限が来たときではなく、成果物が受け入れられたときです。完了の判断を誰がどの基準で行うのかを、立ち上げの時点で決めておいてください。
あわせて押さえる用語
- プロジェクトマネジメント限られた時間・費用・資源のなかでプロジェクトの目標を達成するために、計画・実行・監視・調整を行う一連の管理活動。
- 成果物(デリバラブル)プロジェクトやフェーズの結果として生み出される、検証可能な製品・文書・サービス。WBSは成果物を基準に分解するのが基本。
同じカテゴリの用語
プロジェクトマネジメント/PM(プロジェクトマネージャー)/QCD/制約条件(トリプルコンストレイント)/スコープ/スコープクリープ