変更・体制
ステークホルダーとは
プロジェクトの結果に影響を与える、または影響を受ける個人・組織(発注者・利用者・経営層・協力会社など)。
この言葉が出てくる場面
たとえば、発注部門と経営層の合意を得て設計を終えた。受入の直前になって、実際に使う現場から「この手順では業務が回らない」と声が上がる。影響を受ける人を洗い出す対象に入れていなかったために、終盤で反対が出た形です。
実務でどう使うか
洗い出しを一度で終わらせず、フェーズごとに見直します。立ち上げでは発注部門と経営層が中心でも、終盤には運用部門・情報システム・監査などが関わってきます。各人について、何を気にしているか・どの判断に関与するか・どの頻度で情報が要るかを一覧にしておくと、報告の設計がそのまま決まります。
つまずきやすい点
権限のある人だけを見て、影響を受ける現場を抜かすと、終盤で反対が出ます。使う人の合意は、稼働の直前ではなく設計の段階で取りに行ってください。
あわせて押さえる用語
- RACIチャート作業ごとの関与を Responsible(実行)・Accountable(説明責任)・Consulted(相談)・Informed(報告先)で整理する役割分担表。
- ステアリングコミッティプロジェクトの重要な意思決定や方針承認を行う上位の会議体。経営層・主要ステークホルダーで構成される。