アジャイル
完了の定義(DoD)とは
成果物やタスクが「完了」と言える条件を明文化した基準。品質のばらつきや認識のズレを防ぐ。
この言葉が出てくる場面
たとえば、動いたことを完了として進めたら、テストと文書が終盤にまとめて残った。何をもって完了とするかを先に決めていれば、この積み残しは発生しません。
実務でどう使うか
完了の基準を明文化しておくと、レビューの差し戻しが減ります。実装だけでなく、テスト・文書・レビューの通過まで含めるかを決めてください。基準を満たさないものは未完了として扱う運用が前提です。基準は後から足せますが、途中で緩めると品質が落ちます。
つまずきやすい点
動いたことだけを完了とすると、文書やテストが後に溜まります。溜まった分は終盤にまとめて現れ、そこで出た不具合の修正と重なります。基準に含めるかどうかは、後で足せる作業かどうかで判断してください。
あわせて押さえる用語
- ユーザーストーリー「〜として、〜したい、なぜなら〜」の形で利用者視点の要求を簡潔に表したもの。会話の起点になる。
- 品質保証/品質管理(QA・QC)QAはプロセスが適切かを保証する活動、QCは成果物が基準を満たすかを検査する活動。作り込みと検出の両輪で品質を確保する。