この言葉が出てくる場面

たとえば、計画の打ち合わせで「要件定義をする」という箱が置かれている。何が出来上がれば終わりなのかを聞くと、人によって答えが違う。「要件定義書と課題一覧を発注者が承認した状態」と名詞で置き直すと、工数も完了の判断も見積もれるようになります。

実務でどう使うか

成果物を先に並べると、計画の精度が上がります。作業から考えると粒度がばらばらになりますが、納品物・中間文書・承認記録を先に列挙すれば、そこから必要な作業が導けます。WBSを作るとき、各要素が名詞で言えるかどうかを確かめてください。名詞で言えないものは、まだ何を作るか決まっていない部分です。

つまずきやすい点

成果物の定義に「誰が受け取り、何をもって合格とするか」が無いと、提出のたびに差し戻しが起きます。完成の基準を成果物ごとに一行でよいので決めておくと、レビューの往復が減ります。

あわせて押さえる用語

  • WBS成果物を階層的に分解し、管理可能な作業単位(ワークパッケージ)まで落とし込む手法。スコープの漏れ・重複を防ぐ計画の土台になる。
  • マイルストーンプロジェクトの重要な節目となる時点(フェーズ完了・承認・納品など)。所要期間を持たず、進捗の到達点を示す。

同じカテゴリの用語

プロジェクト/プロジェクトマネジメント/PM(プロジェクトマネージャー)/QCD/制約条件(トリプルコンストレイント)/スコープ